Office2019 2018年9月25日公開

マイクロソフトは、Microsoft Officeの最新版「Office 2019」を、商用ボリュームライセンス版を利用しているユーザーに対し、2018年9月25日(日本時間)に公開しました。
一般ユーザーも数週間以内に利用できます。

Office2019
  • Office2019は、Microsoft Officeの次期永続ライセンス版(買い切り)です。
  • Office2019を利用できるのは、Windows10のユーザーだけ。Windows8.1やWindows7では利用できません。

Office2019のサポート期間は7年間に短縮

Office2019のサポート期間は従来より3年短い7年間です。
従来までOfficeのサポートは、メインストリームサポートが5年間、延長サポートが5年間の合計10年間でした。しかし、Office2019の場合、メインストリームサポートが5年間、延長サポートが2年間の合計7年間に短縮されます。

  • メインストリームサポートの期間中は、セキュリティプログラムの更新と共に、仕様変更や機能追加なども更新されます。
  • 延長サポートの期間中は、セキュリティプログラムのみ更新されます。
製品発売日メインストリーム延長サポート
Office 20072007年01月30日2012年10月09日2017年10月10日
Office 20102010年06月17日2015年10月13日2020年10月13日
Office 20132013年02月07日2018年04月10日2023年04月11日
Office 20162015年09月30日2020年10月13日2025年10月14日
Office 20192018年09月25日2023年10月13日2025年10月14日
  • Office2007は、すべてのサポートが終了しました。
  • Office2010と2013は、メインストリームのサポートが終了しました。
  • Office2019のサポート期間は3年間短縮されるため、Office2016と同じタイミングでサポートが終了します。

インストールは「Click-to-Run」方式に一本化

Click-to-Runは、Office 2013から導入されたインストール方式です。インストールやバージョンアップを簡素化し、常に最新のアプリを利用できる状態にするものです。

Click-To-Runとは、ソフトウェアをインターネット経由で配信する仕組みのことです。
※従来のインストール方式「MSI」はありません。

Office2019で提供される新機能

Office2019で提供される新機能の一部は、すでにOffice365の利用ユーザーに対して提供済みのOffice2016に組み込まれています。

  • Office365は、永続ライセンス版 Office2016とは異なり、継続的に仕様や新機能が更新されるため、Office2019により提供される機能の一部は、すでに組み込まれています。
  • Office2019が公開されたときには、全機能を無償でアップデートできます。