USB Type-Cとは
USB Type-Cは、USBの端子形状(コネクタ)のことです。※USB-Cと呼ばれることもあります。
コネクタの表裏が関係ないリバーシブルコネクタが採用されています。耐久性が大幅に強化され、約1万回もの抜き差しに耐えることができます。
USB Type-Cでできること
・従来のUSBの2倍のスピードで転送できます。(USB3.1 Gen 2)
・最大100Wの給電ができます。(USB PD/100W=20V/5A)
・映像などUSB以外の信号を伝送できます。(Alternate Mode)
今までノートパソコンやスマートフォンにケーブルで接続していたUSBや充電器、ディスプレイをすべてUSB Type-C端子でまかなうことができます。
そして、従来のUSBではできなかった「USB PD」と「Alternate Mode」の2つ機能を利用できる機能を備えています。※すべてのType-Cが対応しているわけではありません。
急速充電ができるUSB PD
USB PD(USB Power Delivery)は、USBケーブルを利用し、最大240Wまでの給電可能なUSBの電力拡張規格のことです。従来のUSB2.0は2.5W、USB3.0は4.5W、バッテリー用途の充電規格USB BC(Battery Charging)1.2は7.5Wまでの給電が可能でした。
USB PD3.1では240Wまでの給電が可能なので、従来対応できなかったタブレットやノートPCなどへの給電やモバイル機器への急速充電(充電時間の短縮)も可能です。
- USB PDを利用するには、ノートパソコンやスマートフォン、充電器やケーブルなど、すべてUSB PDに対応している必要があります。
- 5A/20Vは、形状がType-Cで、給電規格「USB PD(USB Power Delivery|Profile5」に対応している場合です。
5A/20Vとは、5A(電流)×20V(電圧)=100W(電力)を意味しています。 - すべてのUSB Type-CがUSB PDに対応しているわけではありません。
- 最新のバージョンUSB PD 3.1では、60W(20V/3A)、100W(20V/5A)、140W(28V/5A)、180W(36V/5A)、240W(48V/5A)の選択が可能です。
USB規格以外の信号を流すことのできるAlternate Mode
USB Type-Cは、USB規格以外の信号を流すことのできるAlternate Mode(オルタネートモード)を利用できます。※日本語で「代理モード」という意味
Alternate Modeを備えたUSB Type-Cなら、DisplayPort(DisplayPort Alternate Mode)やHDMI(HDMI Alternate Mode)を流すことで、USB-Cケーブルを利用して映像を出力することができます。Apple製品などに搭載されている高速通信規格Thunderbolt3も利用できるので、すべての端末がThunderbolt3を備えていれば、高速通信(40Gbps)も可能です。
- DisplayPort Alternate Mode(PCからの映像出力)
- HDMI Alternate Mode(映像機器やPCからの映像出力)
- MHL Alternative Mode(スマホからの映像出力)
- Thunderbolt3(最大40Gbpsのデータ転送)
※ケーブルの長さが1m以上のものは20Gbpsと半分まで性能が落ちます。
USB 3.1に対応したUSB Type-Cでも、Alternate Mode(オルタネートモード)に対応していなければ、映像を出力することはできません。
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