nanoSIMとeSIM 契約から開通までの流れ
ネット上でスマートフォンを購入するときに戸惑うのがSIMの設定です。
従来は、契約した通信事業者から物理的なSIMカードを送ってもらい、スマートフォン本体に挿入することで事業者情報(プロファイル)を読み取り、電話番号を認識することで設定を完了(開通)する作業が必要でした。
しかし今販売されているスマートフォンの多くは、デュアルSIM(nanoSIMとeSIMの両方)に対応しているので、SIMを抜き差しすることなく、事業者情報(プロファイル)を、スマートフォンにダウンロードするだけで電話番号を認識し、設定(開通)できるようになりました。
現在は4キャリアすべてがeSIMに対応しています。
デュアルSIMに対応している端末の開通設定はeSIMを推奨します。
nanoSIM 契約から開通までの流れ
SIMカードが届くのを待つ必要があり、SIMトレイを引き出してSIMカードの入れ替え作業が必要になります。SIMは小さくデリケートなため、設定時のトラブルも多いです。
- オンラインで申し込み、契約が完了
- SIMカードが郵送されるまで2-3日待つ
- SIMカードが自宅に到着
- スマホ本体から今まで使用していたSIMカードを抜く
- スマホ本体に、新しいSIMカードを挿入する
- [設定]からAPN設定を行う
- 開通手続きを行う
- 数分後、開通
- 完了
eSIM 契約から開通までの流れ
eSIMならスマートフォン到着後、すぐに利用できます。設定時のトラブルも少ないです。
- オンラインで申し込み、契約が完了
- 数分後、専用ページURLが書かれたメールが来る
- そのページにアクセスしQRコードを読み込む
- プロファイル(SIMカードに内蔵されてるデータ)のインストールが始まる
- [設定]からAPN設定を行う
- 開通手続きを行う
- 数分後、開通
- 完了
SIMとは
SIM(Subscriber Identity Module)とは、契約者を特定するためのモジュール(ICチップ)のことです。SIMには、携帯電話の契約者情報やキャリア情報、電話番号などのデータが書き込まれています。キャリアは、携帯電話の情報をSIMを通して管理しています。
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