バックアップの準備
「大切なファイルを誤って削除してしまった」「別のファイルに上書きしてしまった」など、ちょっとしたミスが原因で、何時間もかけて作成したデータが消失したり、システム障害などが原因でデータが失われることがあります。
このようなトラブルが起きても元の状態に戻せるように、作成したデータは常にバックアップしておくことが大切です。バックアップをするためには、あらかじめバックアップ先の保存場所を準備しておきます。
外付けハードディスクの準備
外付けハードディスクとは、パソコンとUSBケーブルで接続するだけで、すぐに利用できるストレージです。デスクトップパソコンの場合は、パソコンとは別に外付けハードディスクを準備しておきます。
バックアップデータの他に、他のデータを保存しても消えることはありません。しかし、バックアップされたデータを誤って削除しないように、バックアップ専用の外付けハードディスクを準備しておくことをおすすめします。
※3TBの保存ができる外付けハードディスクでも1万円位で購入できます。
NASについて
NASとは、ネットワーク上に接続できるハードディスクのことです。LANケーブルでネットワークに接続するので、外付けハードディスクとは異なり、複数人で使用することができます。
ネットワークに接続された記憶装置という意味で「NAS(Network Attached Storage)=ナス」と呼ばれています。
外付けハードディスクと同じように、バックアップ用ストレージとして利用することができます。
※持ち出しの多いモバイルPCの場合は、NASの方が便利です。
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