Windows10(1803)でNASに接続できない
Windows10(Ver1803)では、「SMB1.0/CIFSクライアント」がデフォルトで無効になるため、古いバージョンのNAS(LAN接続のハードディスク)を利用している場合、ネットワーク上のNASが検出できなくなります。
SMBとは「Server Message Block」の略称で、ネットワーク経由でファイルやフォルダを共有するときに利用するプロトコルのことです。現在は「SMB2.0」や「SMB3.0」が主流です。「SMB1.0」は脆弱性(セキュリティ上の欠陥)があるため、Windows10(Ver1803)では、デフォルトで無効になっています。
NASを検出する方法
古いタイプのNASを利用している場合、そのままでは検出できないため、[SMB 1.0]の設定を「無効」から「有効」へ変更します。
- [コントロールパネル]→[プログラム]をクリックします。
- [プログラムと機能]欄の[Windowsの機能の有効化または無効化]をクリックします。
- [SMB 1.0/CIFSファイル共有のサポート]の[+]をクリックしてメニューを展開します。
- [SMB 1.0/CIFS クライアント]にチェックを入れます。
- [OK]を押して「有効」に変更します。
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