コントロールされたフォルダーアクセス機能とは

コントロールされたフォルダーアクセス機能とは、Windows10のセキュリティ機能です。
この機能を「有効」にすると、あらかじめ登録したアプリ以外は、フォルダーに対してアクセスできなくなります。そのため、万が一パソコンにランサムウェアが侵入しても、勝手にデータを暗号化される被害を阻止することができます。

ただしこの機能を「有効」にすると、普段使用しているアプリでも、許可したアプリとして登録しない限り、あらゆる場面でアクセスが禁止されます。そのため、禁止される度に、アプリを根気よく登録していく作業が必要です。

コントロールされたフォルダーアクセス機能の設定

  1. Windows]キーを押しながら[I]キーを押し、[Windowsの設定]画面を表示します。
  2. [更新とセキュリティ]をクリックします。
  3. 画面左側のメニューから[Windowsセキュリティ]をクリックします。
  4. [ウイルスと脅威の防止]をクリックします。
  5. [ランサムウエアの防止]欄の[ランサムウエア防止の管理]をクリックします。
  6. [コントロールされたフォルダー アクセス]欄のステイタスを「オン」にします。
  7. [保護されているフォルダー]をクリックし、保護の対象にしたいフォルダーを登録します。
  8. [アプリをコントロールされたフォルダー アクセスで許可する]をクリックし、許可したいアプリを登録します。

コントロールされたフォルダーアクセス機能

ストアアプリは標準でアクセスが許可されていますが、デスクトップアプリは、許可したいアプリに登録しない限り、すべての書き込みが禁止されます。「有効」する場合は、アプリを根気よく登録していく作業が必要です。