Googleマップを悪用したリバースビッシングとは

リバースビッシングとは、電話など利用して詐欺被害者を誘導する手口のことです。

ビッシングとは、「ボイスフィッシング」の略で、電話などの音声を利用して銀行の暗証番号などを聞き出す手口を指します。
犯罪者側から電話をかける一般的なビッシングとは逆に、被害者から電話するように仕向けることから「リバース(逆、反対の意)ビッシング」と呼ばれています。

一般的な「振り込め詐欺」は、犯罪者が被害者に電話をかけて騙します。しかし「リバースビッシング」の場合、被害者が犯罪者に電話をかけて騙されるのが特徴です。

多発するGoogleマップを悪用したリバースビッシング

現在被害が増えているのは、Googleマップを悪用した「リバースビッシング|Reverse Vishing」です。

リバースビッシング

犯罪者は「Googleマップに表示された情報の誤りを利用者が訂正できる機能」を悪用し、銀行などの電話番号を改ざんします。
利用者は、改ざんされた電話番号に電話をかけてしまい、騙されてしまいます。
電話をかけた本人は、まさかニセの電話番号にかけたとは思わないので、通常の振り込め詐欺よりも騙される確率が高くなります。

大切な電話をかけるときは、Googleマップに表示された情報に頼らず、企業側の公式サイトも見て、必ず正しい電話番号を確認してください。


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