ネットワークの種類の違い
外部から自宅のパソコンにリモート接続するとき、設定されたネットワークの種類によっては接続できないことがあります。原因はファイアウォールの設定が異なるためです。
プライベートネットワークとパブリックネットワーク
ネットワークの種類は、プライベートネットワークとパブリックネットワークと2種類あります。
- プライベートネットワークは、家庭内や社内など、プライベートな空間でネットワークに接続するときに行う設定です。
この設定にした場合、相互に通信できるように、ファイアウォールの設定でファイル共有やリモートデスクトップなどの接続が標準で許可されています。 - パブリックネットワークは、公衆無線LANやホテルのネットワークなど、多数の第三者が利用しているネットワークに接続するときに行う設定です。
この設定にした場合、ファイアウォールの設定が厳しくなり、ファイル共有やリモート操作による接続ができません。
ネットワークの種類を確認する方法 (Windows 10)
- 画面右下の通知領域のネットワークアイコンを右クリックします。
- [ネットワークと共有センター]を選択します。
- [ネットワークと共有センター]が開き、ネットワークの種類を確認できます。
ネットワークの種類を切り替える方法
- [設定]→[ネットワークとインターネット]の順にクリックします。
- 画面左側のメニューから、[イーサネット]または[Wi-Fi]を選択します。
- 接続済みのネットワークをクリックします。
- [このPCを検出可能にする]画面が表示されます。
現在「オン」の場合はプライベートネットワーク。「オフ」の場合はパブリックネットワークに設定されてます。オン/オフを切り替えることでネットワークの種類を変更できます。