MS月例修正パッチ 4月12日に公開
マイクロソフトは、4月のセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)を4月12日(日本時間)に4件公開しました。修正パッチを適用することで、すでに攻撃の発生が確認されていたOfficeの深刻な脆弱(ぜいじゃく)性も修正されます。
Officeの脆弱性は「細工を施したファイルをメールに添付してマルウェアに感染する」リスクで、セキュリティ各社が注意を呼び掛けていたものです。
またWindows Vistaは今回が最後の更新プログラムとなり、以後のサポートはすべて打ち切られ、脆弱性が発覚された場合でもWindows Vistaの修正は除外されます。
4月の更新プログラムの対象は、Internet Explorer、Edge、Windows、Office、Office Services、Web Apps、Visual Studio for Mac、.NET Framework、Silverlightの各製品と、Adobe Flash Playerです。
脆弱性が悪用された場合、特別に細工されたWebサイトにアクセスした際や、特別に細工された文書を開いた際に、悪意のあるプログラムを実行させられる可能性があります。