Windows10が今夏に大型アップデート
マイクロソフトは、Windows10の大型アップデート「Windows 10 Anniversary Update」を今夏に公開することを発表しました。
- Windows10の普及台数は、現時点で約2億7,000万台。この普及ペースはWindows7の倍以上、Windows8の4倍近くのペースです。
今夏のアップデートで、Microsoft Edgeとペン入力機能、Cortanaの機能が大幅に強化されます。
Windows HelloにEdgeが対応
指紋、虹彩、顔認識など、生体認証を用いてログインする機能がEdgeが対応します。
ペン入力機能「Windows Ink」の強化
アップルのiPad Proと同じように、定規を出して線を引くなどの機能を「Windows Ink」に対応するすべてのアプリでも対応します。例えば、地図ソフトでは、ペンで経路をなぞると経路の距離が計算されます。平面で計算するのではなく、地形データを活かして立体的に経路距離を計測するため、登山ルートをなぞると正しい距離を算出できます。
またホワイトボードにアイディアを手軽に描くように、手書き機能が大幅に強化されます。
Cortana(コルタナ)の機能が大幅に強化
GoogleのGoogle Nowと同じように、出勤時刻や移動開始を察知して交通情報や天気を伝えたり、ランチの店選びやプレゼントのおすすめなど、賢い提案が受けられるようになります。またロック状態でも音楽の再生など、一般的なアシストをCortanaに頼めるようになります。
- Cortanaに対応したアプリはすでに1,000以上あるため、WindowsストアにはCortanaコレクションが設けられています。