年賀状の書き方マナー
この時期になると重い腰を上げ、年賀状を作成される方も多いと思います。作成する前に、書き方のマナーをおさらいしておきましょう。
年賀状の正しい書き方
「賀正」「謹賀新年」「HAPPY NEW YEAR」など、年賀状に必ず入るこれらの文言のことを“賀詞”といいますが、送り先により注意が必要です。
「謹賀新年」や「恭賀新春」など4文字の賀詞は、「謹んで」「恭しく(うやうやしく)」など丁寧な表現が含まれているため、目上の人向けです。
また「賀正」「迎春」「頌春」など2文字の賀詞や「HAPPY NEW YEAR」など外国語は、あまり気を遣わない親しい人向けです。
「新年明けましておめでとうございます」は間違い?
「新年」と「明けまして」は、いづれも年が明けたことを意味するため重複します。「新年」を使う場合は、「新年おめでとうございます」が本来の正しい使い方です。
年賀状の添え書きを“明けましておめでとうございます”から書き出す方もいますが、「謹賀新年」などの賀詞を記載している場合は、新年を祝う言葉が重複するため不要です。
日付の書き方
「2016年1月1日 元旦」と記載される方も多いですが。「元旦」はそれだけで「1月1日の朝」という意味があるため「2016年 元旦」が正しい書き方です。
写真入り年賀状
写真入りの年賀状は一般的になりつつありますが、送る相手により使う写真は使い分ける必要があります。
例えば子どもの写真だけを載せた年賀状は、家族ぐるみでお付き合いのある人ならよいのですが、子どものことをよく知らない相手にとって、知りたいのは“あなた”の近況です。写真を載せるときは、せめて家族全員が写った写真を使うのが望ましいです。
年賀状は相手への挨拶状です。自分の好みはできる限り抑え、相手がどう思うかを優先して作成することが大切です。
日本郵便によると、平成27年12月25日(金)までに投函した年賀状は元日に届きます。
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