EvernoteとDropboxの違い
EvernoteとDropboxは、記録できる内容が違います。Evernoteは「情報」、Dropboxは「ファイル」を記録します。
- Evernoteは、情報をクリッピングして保存する機能がメインです。インターフェースは、メイン画面でノートの要約が一覧表示されます。
- Dropboxは、クラウドストレージ(インターネット上に用意された保存倉庫)です。パソコンやモバイルデバイスのストレージと同じ感覚でファイルを保存します。インターフェースは、画像ファイルのサムネイル以外はアイコンとしてファイルやフォルダーの種類が表示されます。
事例 メモを保存する場合
- Evernoteは、文字を入力してノートを保存、または紙に書かれたメモを撮影して写真をノートに貼り付けます。
- Dropboxは、メモのテキストファイルや画像ファイルを保存します。
アルバムとして使うならどちらいいの?
- Evernoteは、ノートブックを作成し、その中のノートに写真を貼り付けます。
ノートに貼り付けた写真にコメントを付けたり、写真に図や文字を書き込むこともできます。 - Dropboxは、フォルダーに画像ファイルをまとめて保存するだけです。写真にコメントや図の書き込みもできません。しかし、様々な形式のファイルをプレビューで閲覧することができます。
写真と共に思い出など書き込みたい場合はEvernote、枚数の多い写真を見せる使い方をしたい場合はDropboxの方が便利です。
共有機能の違い
- Evernoteは、自分が作成したノートのURLをEvernote上からFacebookやTwitterといったSNSに投稿したり、メールとして送ることができます。(Android版はメールのみ)
- Dropboxは、メールでファイルのURLを送ることはできますが、SNSへの投稿はモバイルアプリ版から写真・動画を投稿したい場合などに限定されています。ただし、特定のユーザーとフォルダーを一緒に利用できるフォルダー共有や、相手に必要なファイルをアップロードしてもらうファイルリクエスト機能など、ファイルをやりとりする共有機能は優れています。
同じクラウドサービスでも「Dropboxはファイル保存」「Evernoteは情報の保存」というそれぞれの強みがあります。その違い理解した上で、自分のライフスタイルに合わせて活用するとよいでしょう。