Windows10にアップグレードしない方法

Windows7(SP1)やWindows8.1が搭載されたパソコンは、7月29日以降、Windows Updateを介したWindows10へのアップグレードを促すポップアップ画面が表示されます。

Windows10にアップグレード

しかし、ビジネスで必要なアプリケーションの動作検証が済んでいないなどの理由で、アップグレードを延期したい場合もあります。このような場合は、Windows10への自動アップグレードを抑止する方法があります。

Windows10へ無償アップグレードしない方法

更新プログラムKB3065987(Windows7 SP1の場合)もしくはKB3065988(Windows8.1の場合)を適用した状態(通常は適用済み)で、[ローカル グループ ポリシー エディター]を開きます。

[ローカル グループ ポリシー エディター]の開き方

[check]Windows 8.1の場合

  1. [デスクトップ]画面左下に表示された[Windows]アイコンを右クリックします。
  2. [ファイル名を指定して実行]をクリックします。
  3. [gpedit.msc]と入力後、[OK]をクリックします。

[check]Windows7の場合

  1. [スタート]ボタンをクリックします。
  2. スタートメニュー内の[ファイル名を指定して実行]をクリックします。
  3. [名前]欄に「gpedit.msc」と入力後、[OK]をクリックします。

[ローカル グループ ポリシー エディター]で設定変更

  1. [ローカル グループ ポリシー エディター]の左ペインにあるツリーから[コンピューターの構成]→[管理用テンプレート]→[Windows コンポーネント]→[Windows Update]画面を開きます。
    ローカル グループ ポリシー エディター
  2. [Turn off the upgrade to latest version of Windows Update]をダブルクリックします。
    ローカル グループ ポリシー エディター
  3. 値を[未構成]から[有効]に変更します。
    ローカル グループ ポリシー エディター

    画面右下の通知領域に表示された[Windows10を入手する]アイコンからアップグレードの予約を行うと、[Windows Updateを介して[Windows10]のダウンロードがバックグラウンドで行われ、アップグレードの準備が整い次第、ユーザーに通知されます。アップグレードの予約はいつでも取り消すことが可能で、予約していない環境でアップグレードが行われることはありません。