MS月例修正パッチ 7月15日に14件公開
マイクロソフトは、7月のセキュリティ更新プログラムを7月15日(日本時間)に公開し、14件の脆弱性に対処しました。
14件の中で4件が深刻度の最も高い「緊急」に指定されています。
「緊急」4件のうちIEのセキュリティ更新プログラム(MS15-065)では、サポート対象のIE 6~IE11に影響する情報漏えいやメモリーの破損など、全29件の脆弱性に対処されています。
その多くは悪用される可能性が高く、脆弱性を突いて細工を施したWebページをユーザーが閲覧すると、リモートで任意のコードを実行される恐れがあります。
残る10件のセキュリティ情報の深刻度は「重要」に指定され、SQL ServerやWindows、Office、Netlogonなどに存在する多数の脆弱性が修正されています。