脅迫ウィルス 日本でも感染

インターネット利用者のパソコンに感染し、ファイルを開けない状態にした後、復旧させる代わりに金銭を要求するウィルス「身代金要求型不正プログラム(ランサムウエア)」の被害が日本でも拡大しています。

ランサムウエアに感染すると、パソコン上に「ファイルをウィルスにより暗号化しました。元に戻すには支払いが必要です。」などと日本語で脅迫メッセージが表示されます。
感染するとパソコンのプログラムは作動せず、ファイルも開けなくなります。

ランサムウエアは、セキュリティ対策ソフトの名前をかたり、不正なメールや改ざんされたWebサイトなどを通じて感染します。また動画投稿サイト「ユーチューブ」で人気海外バンドの動画再生中にバンド関連の偽広告が掲載され、感染するケースもあります。

脅迫に対し、金銭を支払って解除されることはありません。また感染すると元に戻せないケースが多いため、万が一の事も想定し、大切なデータは常にバックアップしておきましょう。

ランサムウエア


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