Windows10 今夏公開決定
マイクロソフトは、3月18日(日本時間)に、公式ブログBlogging Windowsで、次期OS「Windows10」を今夏に公開することを発表しました。
Windows10は、世界190カ国(111言語)で同時公開されます。
公式ブログBlogging Windowsによると、Windows10は公開後1年の間、Windows7、Windows 8.1、Windows Phone8.1から無償でアップデートできます。また、IoTデバイス(インターネットへ接続可能なデジタル情報家電などの機器一般)向けにも無償提供されます。
パスワード代わりの生体認証
Windows10では、パスワード代わりの生体認証「Windows Hello」も搭載されます。
この機能は、Windows10をパソコンやタブレット、スマートフォンで起動するとき、パスワードの代わりに顔や虹彩(こうさい)、指紋でログインできる機能です。
■Windows10より2つのブラウザーが搭載 ■Windows10のアップグレードが無料に
不正コピーしてWindowsを使用(海賊版)しているユーザーも対象になります。
現在の中国では、4分の3のユーザーが不正にWindowsを使用(海賊版)していますが、Windows10への無償アップグレードは、海賊版も対象となります。この特別措置が実現すれば、一気に数億人の中国人ユーザーが正規品利用者になることになります。
Windows10のシステム要件
パソコンの場合
- ディスプレイは8インチ(解像度は800×600ピクセル)以上をサポート
- メモリー32ビット(1GB) 64ビット(2GB)
- ストレージの空き容量 32ビット(16GB) 64ビット(20GB)
- ※ストレージ容量が従来より6.6〜15.6GB少ないです。
スマートフォンの場合
- ディスプレイは3~7.99インチ
- メモリー32ビット(512MB)
- ストレージの空き容量4GB
- ※アップデートのためには4GB以上のSDカードが必要