Windows10より2つのブラウザーが搭載
マイクロソフト社は、2015年下半期に公開するOS「Windows10」に、Internet Explorerと共に、次世代ブラウザー「Spartan(コードネーム)」を搭載することを発表しました。
次世代ブラウザー「Spartan(スパルタン)」は、モダンWebブラウザーとして設計され、新しいレンダリングエンジンが搭載されます。
モダンWebブラウザーとは
モダンWebブラウザーとは、Webブラウザーの種類やバージョンの中で、Web標準に準拠したWebブラウザーの総称です。
- Web標準へ満足に準拠していないブラウザーは「レガシーブラウザー」と呼ばれてます。
モダンWebブラウザーの共通点は、W3Cが勧告しているWeb関連の技術「HTML、CSS、XHTML、DOM、JavaScrript(ECMAScript)、DOMなど」に対応していることを挙げられます。
Spartanの特徴
Spartan(スパルタン)は、デジタルアシスタント「Cortana(コルタナ)」が統合され、他のユーザーとデータ共有できるソーシャルネットワークサービスの機能も統合されています。また、あらゆるWebページにコメントを付け加えて「OneNote」上に保存することができる「メモ書き」機能や、保存したコンテンツをオフライン状態でも閲覧できる「リーディングモード」などが追加されています。
Cortanaとは、Windows Phone向けに提供されているデジタルアシスタント・プログラムのことで、iOSのSiriやAndroidのGoogle Nowなどに類似しています。