SDメモリーカードの取り扱い方
デジカメやビデオカメラを利用して写真や動画を撮影する際、SDメモリーカードはとても便利ですが、取り扱い方を間違えると、折角撮った写真や動画がすべて消えてしまうので注意が必要です。
静電気に注意
SDメモリーカードの弱点は静電気です。静電気にさらされると、SDメモリーカードに保存したデータは全て消えてしまいます。
どんなときに静電気が起きるの?
乾燥している時期にSDメモリーカードを人に手渡しするときに、"バチッ"と静電気が発生しやすいです。そのため、素手どうしで直接SDメモリーカードを受け渡しすることは大変危険です。
静電気を起こさない渡し方
- ケースに入れて渡します。
SDメモリーカードをケースに入れて相手に渡します。おすすめは静電気防止クッションを採用したケースです。 - 机に置いて渡します。
SDメモリーカードを机に置き、相手に渡します。このとき、SDメモリーカードの金属部分は上にして置きます。 - 相手の手にダイブさせて渡します。
渡す相手に両手を広げてもらい、その上からSDメモリーカードを落として渡します。
microSD、microSDHC、microSDXCの違い
スマホやタブレットの普及と共に、microSDメモリーカードが記憶メディアとして定着してきました。microSDカードには、microSD、microSDHC、microSDXCなど沢山の種類があります。
microSDカードとは
microSDという名前はカードのサイズを表しています。その元となるのがデジカメのメモリーなどに使われるSDカードが基本です。SDカードより小さいカードが、miniSDカード。さらに小さいカードがmicroSDカードと呼ばれています。
専用のアダプターを利用すれば、SDカードスロットでも読み書きできます。Androidスマートフォンやタブレットユーザーは、microSDカードに動画や音楽などを保存している方も多いです。
SDHC、SDXCとは
microSDHC、microSDXCとは、メモリーの種類(仕様)を表しています。この仕様の違いが、そのまま記録できる容量の違いになります。
microSDHCは、microSDサイズのカードでSDHC規格という意味
microSDXCは、microSDサイズのカードでSDXC規格という意味
SDカードは最大2GBまで記録できます。
SDHCカードは、4GB、8GB、16GB、32GBまで記録できます。
SDXCカードは、64GB、128GB、256GBから2TBまで記録できます。
SDスピードクラスとは
データ転送速度の目安としてSDスピードクラスが定められています。この数字が高い程転送レートが速いです。ハイビジョン動画の記録や高解像度の写真の連続撮影に力を発揮します。
- Class 2 2MB/秒以上の転送レート
- Class 4 4MB/秒以上の転送レート
- Class 6 6MB/秒以上の転送レート
- Class10 10MB/秒以上の転送レート
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