Windows Vista 2017年4月11日にサポート終了
現在パソコンをインターネットに接続されている方で、Windows Vistaをお使いの方は、2017年4月11日以降、インターネットに接続するのは大変危険です。
Windows Vistaをお使いの方は、2017年4月11日以降、Windows7やWindows10へアップグレードするか、パソコンの買い替えを推奨しています。
アップグレードしなければならない理由
パソコンを安全にご利用いただくために、マイクロソフトより、Windowsのサポートや更新プログラム (セキュリティ更新プログラムを含む)が提供されていますが、Windows Vistaをご利用の方には、2017年4月11日以降、全て提供されなくなるからです。
そのままの状態にしておくと、どうなるの?
Windows Vistaをご利用の方が、2017年4月11日以降、パソコンをインターネットに接続すると、無防備の状態でパソコンを利用することになります。無防備の状態のままインターネットに接続すると、悪意あるソフトウェアがパソコンに組み込まれ、パソコンが利用できなくなったり、パソコンに保存されている大切な個人情報が、盗まれる危険にさらされてしまいます。
- OSとは、オペレーティングシステムの略称で、パソコンを動かすために必要な、パソコン全体を管理するソフトウェアのことです。パソコンには必ずインストールされています。
- Windows Vista(ウィンドウズ・ビスタ)とは、マイクロソフトのパソコン用のOSで、2007年1月末より発売されました。
- アップグレードとは、ソフトウェアを最新のものに取り替えて、性能を向上させることを意味しています。
- セキュリティ更新プログラムとは、ソフトウェア内でセキュリティホール(保安上の弱点)の原因となっているファイルを、問題のないファイルに置き換えるプログラムのことです。
アップグレードの手順
マイクロソフトより、アップグレードする際の手順が掲載されています。特に注意いただきたい点は、現在お使いのOSとアップグレードする Windows7のエディションにより、アップグレード (上書きインストール) と、新規インストール (カスタム インストール) のどちらに対応するかが異なる点です。必ず下記の対応表をチェックしてからインストールを行うようにしましょう。
マイクロソフトがVistaのサポート打ち切りを撤回
マイクロソフトは、2012年4月10日にWindows Vistaのサポート終了を予定していましたが、2012年2月18日に急きょ撤回し、2017年4月11日まで延長サポートすることを発表しました。
マイクロソフトが急きょ撤回したのは、個人向け「Windows Vista Home Premium」「Home Basic」「Ultimate」の延長サポートです。
マイクロソフトの従来のサポート方針では、個人ユーザー向け製品には発売から5年間の「メインストリームサポート」のみを提供し、企業向け製品に対してだけ追加で5年間の「延長サポート」を提供することになっていました。