Geminiの料金プランについて
Gemini(ジェミニ)は、Googleよって開発された、大規模言語モデル(LLM)を活用した対話型AIです。以前は「Bard」という名称で提供されていました。
最大の特徴は、テキストだけでなく、画像、音声、動画、コードといった複数の種類の情報を統合的に理解して処理できるマルチモーダルAIである点です。Google検索による最新情報へのアクセスはもちろんのこと、Gmail、Googleドキュメント、Googleマップ、YouTubeといった様々なGoogleサービスとシームレスな連携ができるのが強みです。
マルチモーダルAIとは、文字だけでなく、画像や音声、動画など、複数の異なるモダリティ(データの種類)から情報を収集し、それらを統合して処理することができる人工知能(AI)のことです。私たち人間が、見る、聞く、触れるなど、複数の感覚を使って情報を得ながら認識し、あらゆる事象を理解する間隔と似ています。
Geminiの料金プラン
Googleが提供するGeminiには4つの料金プランが提供されています。
Gemini(無料版)
- 費用:無料
- 主な対象者:一般個人ユーザー
- 主な機能:テキスト生成、要約、翻訳、コーディング支援、ファイル分析、Googleサービス連携(検索、YouTubeなど) Gemini2.5 Flashモデル利用
- 画像生成:Imagen3モデルを利用した画像生成
- 制限特徴:回数制限あり
Gemini(Google AI Pro)
- 費用:月額 約2,900円
- 主な対象者:高度なAI機能とGoogleサービス連携を求める個人ユーザーおよび中小企業
- 主な機能:Geminiアプリ(2.5 Pro)、Flows(AI映画制作ツール)、Whisk (画像から動画生成)、NotebookLM(自分の情報源だけに特化したツール)、Googleサービスとの連携、Gemini in Chrome (Chriomeとの連携)、2TBのストレージ
- 画像生成:Imagen4モデルを利用した画像生成
- 制限特徴:回数制限緩和 (多め)
Gemini(Google AI Ultra)
費用:月額249.99ドル
主な対象者:プロフェッショナル
主な機能:Pro版の機能をほぼ制限なしで利用可能、YouTube Premium(個人プラン:広告なし)、30TBのストレージ
画像生成:Imagen4モデルを利用した画像生成
制限特徴:ほぼ制限なしで利用可能
Gemini for Google Workspace
- 費用:ユーザー1人あたり月額800円~2,500円 Starter・Standard・Plus
- 主な対象者:企業、教育機関、組織
- 主な機能:Gmail、Google ドキュメント、Google スプレッドシートなど、Google WorkspaceでのAI機能の統合、メールの要約、返信文作成補助、会議メモの整理、データ分析の自動化、プレゼンテーション資料作成支援など、企業の情報に対するAI処理
- 画像生成:Google ドキュメント内で画像生成機能を利用可能
- 制限特徴:回数制限緩和 (多め)
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■Google Flow 発表
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■Gemini2.5 Proとは
■GeminiにGem機能が一般開放
■GeminiにCanvas機能が追加
■Geminiのメモリー機能 全ユーザーに開放
■Gemini ファイル分析機能 全ユーザーに開放
■Gemini2.0 Flash 一般提供開始
■Gemini 拡張機能の連携
■Gemini2.0 公開
■Geminiアプリ iPhoneに提供開始
■Gemini Live 開始
■Geminiで画像生成
■@でGeminiと会話
■Gemini 日本でも年齢制限が13歳以上に
■Geminiの拡張機能
■Google Geminiアプリ 公開
■BardがGeminiに名称変更
■BardがGmailやGoogleマップと連携
■AIチャット Bard リアルタイム表示が可能
■Bard 画像の質問に対応
■Bard 音声読み上げに対応
■BardからGoogleドキュメントへエクスポート
■Bardとは
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