Bluetoothのバージョンを確認する方法
パソコンにBluetoothで接続する周辺機器がある場合、はじめにBluetoothのバージョンを確認しておく必要があります。
Bluetoothのバージョンを確認する方法
- [Windows]キーを押しながら[X]キーを押し、システムメニューを表示します。
- 表示されたメニューから[デバイスマネージャー]をクリックします。
- [Bluetooth]欄の矢印をクリックして展開します。
- Bluetoothの一覧が表示されます。
- Bluetooth デバイス上で右クリックし、[プロパティ]を選択します。
- [詳細設定]タブを選択します。
- [ファームウェア バージョン]欄の[LMP]の後ろの数字を確認します。
※LMPとは「Link Manager Protocol」の略称です。
※後ろの数字がLMPに対応するBluetoothのバージョン(コア仕様番号)です。 - 事例では、[11.10016]なので、Bluetoothのバージョンは「5.2 」となります。
Bluetooth5.2とは
2020年に公開されたBluetooth 5.2には「LE Audio」が搭載されています。そのためブロードキャストで複数デバイスに音声を送信できます。またハイレゾ音源にも対応している新コーデックLC3(圧縮伝送方式)が搭載されたことで、低消費電力で高品質の音声データを送信できます。またオーディオシェアリング機能により、スマホから流れている音楽を他の人と共有することもでます。
接続する機器の両方がBluetoothのバージョン4.0以降同士であれば接続できます。
バージョンが上がっても音質は変わりませんが、接続距離が伸び、スマホとの接続が途切れにくくなり、バッテリー持ちも良くなります。
Bluetoothのバージョン
LMP6 | Bluetooth4.0 | 2009年公開 |
---|---|---|
LMP7 | Bluetooth4.1 | 2013年公開 |
LMP8 | Bluetooth4.2 | 2014年公開 |
LMP9 | Bluetooth5.0 | 2016年公開 |
LMP10 | Bluetooth5.1 | 2019年公開 |
LMP11 | Bluetooth5.2 | 2020年公開 |
Bluetoothとは
Bluetoothとは、イヤホンやスピーカーなどのデジタルガジェットや家電に搭載されている無線通信方式のことです。主に10m程度の近距離間で利用され、機器同士をペアリングしてデータ送受信を行います。Wi-Fiのように大容量のデータを高速で送信できませんが、接続が簡単で消費電力も小さく、手軽に利用できるのが特長です。
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