Windows10 エディション発表
Windows10に提供されるエディションは3種類、また企業向けと教育機関向けのエディションを含めると全部で7種類です。
Windows10は今夏に世界190カ国/111言語で公開されるWindowsOSで、Windows7、Windows8.1、Windows Phone8.1を利用しているユーザーは、公開から1年間、無料アップグレードができます。※各エディションの価格は未定
- Windows10 Home(個人・家庭向けPC版)
- Windows10 Pro(スモールビジネス向けPC版)
- Windows10 Mobile(個人向けスマホ/タブレット版)
一般ユーザーとビジネス向け
Windows10の一般ユーザー向けとビジネス向けは、下記の3種類です。
Windows10 Home
パソコン、タブレット、2-in-1などを対象としたデスクトップエディションです。検索から秘書仕事までこなすパーソナル音声アシスタント Cortana(コルタナ)、IEではない新生Webブラウザー Microsoft Edge、スマートフォンやタブレットを外部ディスプレイに繋いだ場合に画面インターフェイスを適切に設定し、タッチ対応デバイスに最適化するContinuum tablet mode(コンティニュアム タブレットモード)、認証機能として顔認識、虹彩および指紋認証ログイン「Windows Hello」 、その他、Windowsのユニバーサルアプリとして、Photos、Maps、Calendar、Music、Video、Xboxとの連携機能、プレイ動画の配信、Xbox Oneゲームのプレイ機能など、Windows10の新機能はすべてフル装備されています。
Windows10 Pro
Windows10 Homeにスモールビジネス向けの機能を加えたエディションです。データ保護機能、リモート接続機能の他、アップデートによる管理コストを低減する「Windows Update for Business」機能が利用できます。
Windows 10 Mobile
スマホや小型タブレット(8インチ未満)など、タッチユーザーインターフェイスを備えたモバイルデバイス向けのエディションです。Windows10 Homeにも含まれるユニバーサルWindowsアプリや、タッチ操作に最適化されたWindows10向けのOfficeを利用できます。
Windows 10 Mobileが搭載されたスマホや小型タブレットを大きなディスプレイに接続すると、パソコンを操作するようにデスクトップ版インターフェイスに切り替わり、アプリを使用できます。
Windows10の企業向けボリュームライセンス
Windows10の企業向けボリュームライセンスは、下記の4種類です。
Windows10 Enterprise
Windows 10 Proを強化したバージョンで、大規模~中規模の企業向けの機能が追加されています。セキュリティ機能やアプリの管理などが容易にできます。Enterpriseはボリュームライセンスのみ提供されます。
Windows10 Mobile Enterprise
スマホや小型タブレットに最適化されたビジネスユーザー向けのモバイルエディションです。ボリュームライセンスのみ提供されます。
Windows10 Education
Windows10 Enterpriseをベースに、学校の管理者やスタッフ、教師や学生向けに設計されたエディションです。
Windows10 IoT Core
ATMやPOS端末、産業ロボットや小型デバイス向けのエディションです。
- ※IoT(Internet of Things/モノのインターネット)とは、従来は主にパソコンやサーバー、プリンターなどのIT関連機器が接続されていたインターネットにそれ以外の様々な"モノ"を接続する技術のことです。